ウイスキー、コーヒーに続け、米!
ウイスキーやコーヒーのように、お米もブレンドで楽しめたらいいな。
シングルモルトやストレートコーヒーには、それぞれに際だった個性があります。ブレンドすることで、複数の違った持ち味を“デザイン”し、単品にはないような味を意図して作り出しています。 お米もブレンドすることで、まろやかで深みのある味を作りだすことができます。
茶碗一杯、栄養一杯!
ごはんの栄養は炭水化物だけ?いいえ、ほかにもありますよ!
お茶碗一杯のご飯にはビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養も含まれています。熱量は252kcal。101分間歩くエネルギーに相当します。 ご飯は毎日、しっかり食べましょう! 〈お茶碗一杯の栄養(150g当り)〉 たんぱく質3.8g(牛乳コップ1/2杯分) 脂質0.5g(6枚切り食パン1/6枚) 炭水化物55.7g(ジャガイモ3個分) 鉄分0.2mg(ほうれん草の葉1~2枚分) 亜鉛0.9mg(ブロッコリー1/2個分) ビタミンB1 0.03mg(キャベツの葉1~2枚分) 食物繊維0.5g(セロリ1/3本分) 資料:「ジュニアのための健康ダイエット!正しいダイエット入門」汐文社
さて、お米の出身国は?
日本の稲作の始まりは縄文時代。では、どこから伝わった?
稲作は約1万5千年前にインドのアッサム地方、中国南部雲南省からタイ・ミャンマーなどにかけてのアジア東南部地域で始まったとされています。日本に伝来したのは、約3000~2700年前。稲作が伝わった経路については諸説ありますが、中国の長江流域から北へと伝わり、やがて朝鮮半島を経て日本に伝来したという間接渡来説がもっとも有力です。
有機の機って知ってる気?
有機栽培は知ってても、有機の意味をちゃんと知ってる?
本で調べてみると、有機とは“生命力を有する”意味とあります。 主に動植物に由来するもののことで、有機化合物とか、天然化合物とも言われています。 肥料で言うと、堆肥・油かす・牛糞など天然素材で作られたもの(有機肥料)が、それにあたります。 ちなみに無機は“生命力が無い”という意味だそうです。 化学的に作られた、化学肥料や農薬などはこちらに属します。
お米を浴びれば、子孫繁栄!
結婚式で新郎新婦にまくライスシャワー。でも、なぜお米をまくのでしょう?
その起源は古代ローマまでさかのぼります。 粉々にしたビスケットを花嫁にかけていたようで、ビスケットには幸運が宿っているとされていました。いつのまにかビスケットからお米になり、ライスシャワーが始まったと言われています。 「豊かに実るお米のように、子孫に恵まれますように」という願いが込められています。 引き出物、プチギフトなどのウエディングギフトもご用意しております。 詳しくは こちら>>
モグモグモグモグモグモグモグモグするほど、甘くなる。
その理由は、お米に含まれるデンプンと唾液に関係あり。
お米に多く含まれるデンプンは、ブドウ糖(砂糖や果糖の仲間)がたくさん集まってできたものです。ご飯をよく噛むと甘くなるのは、唾液のもつアミラーゼという消化酵素によって、デンプンが分解され、麦芽糖(ブドウ糖が二つつながったもの)になるからです。ブドウ糖は脳の活動を維持するうえで大切な栄養素です。さあ、今日もご飯をモグモグモグモグしましょう!
八・十・八で五・七・五。
八・十・八と書くお米の、五・七・五(俳句)を紹介します。
古河の 流れを引つ 種おろし /与謝蕪村 「種おろし」苗代に種をまくこと。
雨折々 思ふ事なき 早苗哉 /松尾芭蕉 「早苗」おもに、田植えのときの苗のこと。
門辺なる 苗代水の 澄める朝 /高浜虚子 「苗代水」苗代(苗を仕立てるところ)にそそぐ水。
田を打つて 弥々空の 浅黄哉 /小林一茶 「田を打つ」春に田んぼを耕すこと。田起こしとも。
蛙皆 うたふ水口 まつりかな /正岡子規 「水口まつり」種もみをまく日に、水口(田へ水を引く口)にお供えする行事。