もう、新米!まだ、新米!
南から北へ、タテに長い日本列島。だから新米シーズンも、とっても長いんです。
日本全国で栽培されているのがお米。日本列島の南と北では田植えをする時期が大きく違うから、沖縄ではなんと6月、九州では8月、北海道では11月が収穫時期になります。菊太屋米穀店であつかう新米は ◎宮崎県産こしひかり8月上旬 ◎福井県産こしひかり9月上旬 ◎京都府丹後産こしひかり9月下旬 ◎新潟県魚沼産こしひかり10月上旬 ◎北海道産ゆめぴりか11月上旬
※天候によって発売時期が前後する場合があります。
雑穀で、一石三鳥。
栄養を補う!好みの雑穀ごはんを楽しむ!いろんな料理のアクセントにも使える!
雑穀とは、ひえ、あわ、きび、アマランサス、そばなど… 米・大麦・小麦以外の穀類のこと。ミネラルや食物繊維など、現代人に不足しがちな栄養素をたくさん含んでいます。好みの雑穀をお米にまぜて炊くだけで、ごはんの楽しみ方がひろがります。サラダにトッピングしたり、スープの実にしたり… アイデア次第でいろんなレシピが発見できますよ。
間違っても、間違って使わないこと。
お米や田んぼにまつわる言葉、いろいろ。 さて、その由来や意味、知っていますか?
「青田買い」青田の頃に米を先物買いするように、人材を早期に確保すること。 「ぬか喜び」ぬかには「はかない」という意味もあり、はかない喜びのことを言う。 「一升買い」米などを1升ずつ買うこと。つまり、貧しい暮らしのたとえ。 「コメツキバッタ」両足をつかむと上半身をぺこぺこ屈伸させ、米を搗く姿を思わせるバッタ。転じて 上役にぺこぺこ頭を下げてこびるひとのこと。 「田つくり」乾燥イワシを炒った正月料理。昔は乾燥イワシが田を作る肥料だった。 「米食い虫」穀象虫の異名。役に立たないものや居候をあざ笑う言い方。
一般的には、こう。あなたの舌的には、どう?
品種によって粘りや味も違うのは、含まれている成分の割合が違うから。
お米の味は、ご飯の粘りと大きく関係します。でんぷんのなかに含まれるアミロースという成分が少 ないほど、ご飯の粘りは強くなります。アミロースの少ない「ミルキークイーン」は強い粘りと甘み。「こしひかり」は程よい粘りと甘み。「こしひかり」よりアミロースが多い「あきたこまち」は粘りが少なくあ っさりとした味。「ささにしき」はさらに粘りが少なく、さっぱりとしています。
お米とライス、育て方が違う?
国が変われば、お米の育て方も変わる。 苗代や田植えは、「日中韓流」です。
日本や韓国・中国では、専用の箱に種もみをまき、12~13センチ位まで育てて苗をつくり、その苗を田んぼに一定の間隔で植えます。田んぼの面積が広いアメリカやオーストラリアでは苗を作らず、ヘリコプターや飛行機を使って、空からいっぺんに種もみをまいて育てます。また、東南アジアの山岳地帯など水質源の少ない地域では、畑で稲を栽培しています。
開発者より、愛を込めて。
お米の名前は開発者の想いを背負ってる。あのお米の名前には、こんな想いが!
「コシヒカリ」越の国(越前・越中・越後)にひかり輝くことを願って。
「あきたこまち」秋田生まれの歌人小野小町にちなんで、末永く愛されるように。
「ひとめぼれ」食べた瞬間、ひとめぼれするほど美味しいお米という意味。
「ゆめぴりか」「夢」と、アイヌ語で美しいを意味する「ピリカ」をあわせた造語。
「ミルキークイーン」玄米が半透明で、お米の表面が乳白色に見えることから。
「ヒノヒカリ」西日本(九州)をあらわす「日=太陽」と、ひかり輝く様子から。
「ササニシキ」交配した「ささしぐれ」と「はつにしき」、それぞれの名前をとって。
いろいろ試してネ。(お米より)
お米の調理法は炊くだけではなーい! 世界には、あるある、いろいろな調理法。
水でやわらかく炊くお粥は、日本、韓国や中国、東南アジアでも広く親しまれています。ヨーロッパではお米をゆでて主食にするほか、料理の付け合わせにも使います。ピラフやパエリアは、油で炒めてから炊きます。蒸すのは赤飯。木の葉や竹の皮に包んで蒸す調理法もあります。お米を粉にしてつくる団子やベトナムのフォー、蒸したもち米をつぶすお餅もお米の調理法です。