だって、日本はお米が主食の、「米の国」でしょ!
主食とは食事の中心として、主要なエネルギー供給源となる食物。コムギ、ジャガイモ、トウモロコシなど…いろいろあるけど、日本の主食はお米。気候が稲の栽培に適していたこと。毎年安定した収穫が得られ、長い間保存できること。日本人の好みにあった食べ物であることなどが主食になった理由です。毎日食べるものだからこそ、おいしく安全なお米を食べたいですね。
「パンですよ」が「食事ですよ」。そんな国、あるのかな?
食事のとき、イタリアのひとは、「パスタですよー」と、言うのかなあ?ドイツのひとは「ジャガイモですよー」と言うのかなあ?まさかねえ。お米はまさに、日本の食事の代名詞。菊太屋米穀店は、お米の品種ではなく品質にこだわっています。育つ田んぼ、育てるひと、育て方、収穫や乾燥の仕方まで厳しくチェックする独自の選定基準をクリアしたお米だけを販売しています。
ブランド大好き日本人。お米もブランド主義で選ぶ?
お米のおいしさは、まずツヤで感じ、そして香り、粘り、甘味、歯ごたえ。 それにもうひとつ、心理的な要素です。 産地直送だから、有名銘柄だからおいしいと思い込んでいませんか? 同じ産地・同じ品種でも、同じおいしさではありません。栽培する土地や水、気候や技術でお米のおいしさは決ります。 ブランドで選ばず、「おいしく栽培されたお米」を選びましょう。
保存方法に気をつけないと。まとめ買いは避けないと。
米びつの中のお米が粉をふいたりするのは、お米が呼吸によって酸化するのが原因です。 お米は低温で保存することをお薦めします。 家庭では米びつではなく、冷蔵庫が最適です。 また、精米したての白米を短期間に食べきることもおいしく食べるコツ。4人家族なら、1週間で約2kgが平均消費量。 まとめ買いせずに、こまめに買って、ぜひ冷蔵庫での保存をおすすめします。
「雨」と「田」で「雷」です。稲妻、稲光にも「稲」があります。
稲が実るころに雷がよく発生するから、古代信仰では雷光が稲を実らせるとされていました。そこから、雷と稲が関連付けられ、「稲のつま=配偶者」と考えられ、「いなづま」と呼ばれるようになったようです。「稲光」、「稲魂(いなたま)」、「稲交接(いなつるび)」など…別名にもみんな「稲」の字がつきます。雷さんの好物はおヘソではなく、どうやらお米だったようですね。
では、お米1合、何グラム?ひと粒の種もみから、何粒のお米がとれる?
大人用の小ぶりなお茶碗一杯に米粒は、約2300~2500粒。 お米の単位は「升」「合」「キログラム」などですが、1升の米粒は約1.5キログラム。 1合は約150グラムで、およそお茶碗に山盛り一杯分。 ひと粒の種もみからは、約2000粒(お茶碗約一杯分)ものお米がとれます。 さて、今朝は何粒、お米を食べたかな?
お米は栄養があるから、えいよー。お米は健康管理にも、えいよー。
お米はどんな主菜や副菜とも相性がよく、合わせやすい特長を持っています。 カラダのエネルギー源となる糖質はお米で、タンパク質は主菜(おもに肉や魚)で、ビタミンやミネラルは副菜(野菜など)で。と、主菜と副菜を上手に組み合わせて、栄養バランスのよい食事にできるのが、主食としてのお米のエライところです。 健康的な生活に、お米はとっても、えいよー!