作 り 手 訪 問
作 り 手 訪 問
〈作り手訪問2回 目生憎の曇り空〉
『迷ったら早めに刈る!』
苗を植える工程などは、ある程度の日程調整が出来るが刈取だけはそう言う訳には行かないそうだ。今回のお米も、早めに刈り取って正解だったと城山さんは言う。
田植え16回目の城山さんは、我々の顔を見るなり今回のお米の出来栄えを熱く語ってくれた。
前回も言ったが『米つくりは毎年一年生!』
専門家によく相談し、一生懸命に手を抜かず、育て上げた。
肥料はここ数年、少量の菜種油カスと米ぬかを使っているが、基本的には自然が相手なので例年同様あまり手を加えないようにし、自分が出来る事だけに集中し、毎年目指すお米は、和食に合うお米であること、冷めても粘りがあり、甘みがあり、歯ごたえがある米を目指し、今回16回目もなんとかその出来栄えに達した。という。
早速、昼食に出来立ての新米を頂いた。
今年は不作が多い中、城山さんのコシヒカリは大丈夫。
お米が育った場所の空気や水で炊くごはん。とても贅沢で、美味しくないわけがない!
城山さんの言う通り、関西地区では珍しいくらい粘りがあり、甘味があるごはんだった。写真右手前の近鉄さんは、前回同様1杯少ないが4杯おかわりされていました。笑