「鈴木農産企画」鈴木 孝征さん_2

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 作 り 手 訪 問 

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作 り 手 訪 問

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お元気なころの鈴木紀生さん。(2006年ころ撮影)

「先代に教わった『深水管理』。」

 この地方では一般的に水を払って(水を抜いて)田植えをしているそうだが、鈴木さんの場合は水を張った状態で田植えをしている。10cmくらいの水位(深水)を保つので、田植えにはGPS付きの田植機を使って苗をまっすぐに植える。

 水位を深く保つことで、雑草は生えにくくなる。ヒエは光が入らないと育たないので、水によって光合成を防ぐことで生えにくくなる。
 コナギは深水した方が発生すると一般には言われている。しかし、鈴木さんの田んぼにはコナギはほとんど見当たらない。代掻きからずっと水を張り、田面を空気にさらさないので、コナギ自体が芽を出さないから発生が抑制されているのではないかと、鈴木さんは考えている。

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GPS付きの田植機。倉庫にはたくさんの農業機械が納まる。

「田んぼが沸く。」

 田んぼの土の中の有機物が、微生物によって分解・無機化されてアンモニアになることで稲の根に吸収される。このとき、還元状態で一部が窒素ガスになって田の表面に現れる。これが、「田んぼが沸く」という現象だ。
 一般的には「田んぼが沸く」と、酸素が欠乏して根腐れが起きるので忌み嫌われている。通常は対策として水抜きを行う。ところが、先代の教えは逆で、水抜きを行うとせっかく土の表面に現れた土壌中の養分も水と 一緒に流れてしまうと言うのだ。
 では、根腐れをどう防ぐか? 鈴木さんは、光合成細菌を投入している。根の働きが活発になり、そのうえ水の浄化にもなる。水抜きをしなくても、丈夫な根が育ち、土壌中の養分もムダにしなくても済むので一石二鳥だ。

「そして、根を太く することで
稲が倒れない。」

 7月になると、鈴木さんは田んぼにケイ酸を散布する。直根が太く深く伸び、茎も太くなり倒れにくい稲になる。葉が真っ直ぐに伸びるので稲全体に光がよく当たり、光合成が進み蒸散が抑えられる。高温障害に強く、害虫や病気にも強くなる。

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有機栽培 山形県庄内産こしひかり 大地のチカラを引き出した鈴木さんのお米

[JAS有機栽培山形県庄内産こしひかり]

大地のチカラを引き出した鈴木さんのお米

米作り日本一に輝いたことのある父から受け継いだ作り方を守る鈴木さん。栄養豊富な有機発酵熟成肥料で地力を高め、米ヌカ・鰹節・海藻などに由来する肥料で旨みの多いお米に仕上げます。

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生産者:鈴木 孝征さん

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特別栽培 山形県庄内産つや姫 鈴木さんが精魂込める味自慢のお米

[特別栽培山形県庄内産つや姫]

鈴木さんが精魂込める味自慢のお米

わが国のおいしいお米のルーツ「亀ノ尾」の系譜を受け継ぐ「つや姫」。旨み成分が極めて多く、一番の特長は「おいしさ」です。山形県から認定された、技術力の高い生産者だけが生産しています。

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生産者:鈴木 孝征さん

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