「福田農園」福田 和博さん_3

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 作 り 手 訪 問 

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作 り 手 訪 問

「岩出は稲作に適した土地です。」

 岩出地区は土地が平坦でしかも粘土質なので、米作りに適している。和泉山脈を背にして紀ノ川周辺は、稲作が盛んな土地だ。農業用の水は、遥か奈良県は五條申谷(さるたに)ダムからやてくる。紀ノ川用水の水と合流し写真の「おいけ」に貯水され、各圃場に取水している。周辺にはこのほかにも3つのため池があり、水は豊富だ。

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米づくりに大切な水をくれる池。そして、生活に必要な水も与えてくれ、生活をするうえでも大切な池。福田さんは池への感謝を忘れない。

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「おいけ」のあたりに自生していた朝顔。

「わたしが作った米だから、
買ってほしい。」

福田さん曰く。「和歌山のお米なんてと、思うでしょ。作り方を売りものにしていく気はないので、何も言わないし、何も書かないので、食べてみてちょうだい。ひとつの商品として出す以上、ウソをつかず、責任をもってやりたい。わたしが作ったお米だから、買ってほしい。」  ようは、自信があるからこそ食べてほしい。それが、福田さんの素直な気持ちであり、食べればわかるというのが基本スタンスだ。そう言われれば、食べたくなるのが人情。(笑)ぜひ、いちどお試しください。

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ご結婚されて35年になる奥様。農業が楽しい、農業が好きという奥様。いつも笑顔を絶やさず、福田さんの米づくりを支えている。

話好きの福田さんの話は尽きない。

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歩きやすく疲れにくいから、日本製にこだわるという愛用の長くつ。

「米作りは1年に1度なので、失敗はできない。だから、気が許せない。」「また食べたいと思ってもらえる米を作りたい。」「植物がほしがることを考える。」いい言葉をいっぱい聞けた1日でした。

訪問日:2016年7月5日

JAS有機栽培 和歌山県岩出市産きぬむすめ 子を想う親の気持ちで作る福田さん米

[JAS有機栽培和歌山県岩出市産きぬむすめ]

子を想う親の気持ちで作る福田さん米

たんぼはもちろん畦周辺まで、お米が育ちやすい環境を作る福田さん。「最後は愛情だ!」と、子を想う親のような気持ちでお米を育てています。噛みしめるとじっくり甘く、粘りがあるのにすっきり淡い食感です。

fukuda

生産者:福田さん夫婦

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