「福田農園」福田 和博さん_4

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 作 り 手 訪 問 

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作 り 手 訪 問

福田さんは、
とっても凝り性な人でした。

 福田さん愛用のクルマは、じつはプロパンガスを燃料に走る。これが、大好きでわざわざ手に入れてじつに20年以上乗り継いでいる。
また、とてつもないオーディオマニアで自宅には専用のリスニングルームがある。手作りのアンプはもちろん、スピーカーは床置きではなく、なんと床をくり抜き、地面から積みあげた土台の上に乗っている。いい音で聴きたいという福田さんのこだわりの象徴だ。クルマ、オーディオ、米作り。福田さんのこだわりはすべて、根っこでじつはつながっているらしい。

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いい音を聴きたいから床を抜いて地面から積み上げた土台に乗せているスピーカー。30年来、使っている。
このプレーヤーは昭和55年に購入してから、ずっと使い続けている。

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レコード約4,000枚。CDも約4,000枚所有。

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アンプは4台。うち2台は手作りだ。アナログは流行り廃りがない。手がかかるし、コストもかかる。メンテナンスも大変だが、いい音を聴くためのプロセスが楽しい福田さんは語る。

福田ファミリーはじつは音楽一家。

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ご自宅にお邪魔したわれわれを待っていたのは、歓迎のサプライズ演奏会だった。じつは福田さんの娘さん、息子さんとお嫁さんはプロの音楽家である。農業の跡取りである息子さんは音楽の仕事を続けながら、できる範囲で将来も農業に携わりたいと言う。音楽家が作るお米は、どんな味がするのだろう?

岩出市には有名な根来寺(ねごろじ)がありました。

 福田さんのご自宅からクルマで10分あまり走ると、新義真言宗総本山「根来寺」がある。高野山の学僧でもあった覚鑁(かくばん)上人によって開山されて以来、約900年の歴史を持つ。山内には日本最大の木造の塔「大毘盧遮那法界大性塔(だいびるしゃなほっかいだいしょうとう)」がある。中世のたたずまいを残す境内は、桜や紅葉など四季折々の季節の変化を楽しませてくれる。

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福田さんと菊太屋米穀店の
意外な出会い。

菊太屋米穀店の大丸梅田店をたまたま訪れた福田さんの奥さまと息子さんが「いろんなお米を売っているなあ」「たまには、ヨソの米を食べてみたいなあ」と、商品を購入したことが出会いのきっかけだそうだ。それで、ホームページを見て、『お米作りをがんばる人、求む』という農家を募集するコーナーから、さっそく連絡をとったところ、福田さんを訪ねた社長の東井と米作りへの思いで意気投合し、お取引が始まったのだ。

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JAS有機栽培 和歌山県岩出市産きぬむすめ 子を想う親の気持ちで作る福田さん米

[JAS有機栽培和歌山県岩出市産きぬむすめ]

子を想う親の気持ちで作る福田さん米

たんぼはもちろん畦周辺まで、お米が育ちやすい環境を作る福田さん。「最後は愛情だ!」と、子を想う親のような気持ちでお米を育てています。噛みしめるとじっくり甘く、粘りがあるのにすっきり淡い食感です。

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生産者:福田さん夫婦

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